税務アシスタント 柳津 萌 インタビュー

お客さまからの「ありがとう」の声を励みに、着実にスキルアップできる職場

柳津 萌

2023年入社 I 税務アシスタント

経歴

生命保険の営業の後、ベンチャー企業にて経理業務を経験。財務や会計に興味を持ちスタートラインに入所。

現在の主な仕事内容を教えてください。

税務アシスタント職として、主にお客さまの決算申告書の作成や、帳簿付けなどの業務に携わっています。

このほか、一部の法人顧客さまからは給与計算などの経理業務、社会保険の手続きといった労務業務までお任せいただいています。

スタートラインに入るまでの職歴を簡単にお聞かせいただけますか?

私は2023年7月に中途採用でスタートラインへ入所しましたが、過去に会計事務所での勤務経験はありませんでした。

社会人になって最初のキャリアは生命保険の募集、いわゆる営業の仕事でした。

金融には当時から興味があったものの、営業職では業界の末端しか見ることができないと感じ、「もっと会社の内部を見たい、知りたい」と思うようになったんです。

そうこうするうちに、仕事でお付き合いのあった方から「転職先で経理職を募集している」とお声掛けいただき、その会社へ転職しました。

そこから、どのような経緯でスタートラインへ入所したのでしょうか。

転職先はベンチャー企業だったこともあって、経理業務のほか、営業事務から財務、労務的な業務まで幅広く携わりました。

そこで少しずつ財務に触れるようになるうちに、自社の経営がうまくいっていない実態が見えてきたんです。

でも、当時の私は専門的な知識をあまり持ち合わせていなくて…。

この経験から、もっと財務や会計に詳しくなりたいという思いが強くなったことが、会計事務所に興味を持ったきっかけです。前職では3年ほど働いて、スタートラインへ転職しました。

いざスタートラインに入所して、どんなことを感じましたか?

すごく楽しいと思いました。

お客さま先の数字を見る中で、お客さまごとの経営方針や個性のようなものも見えてきて、そこに楽しさを感じます。

多様な業種のお客さまとのお付き合いがあるので、世の中にはいろいろな取引があることも実感でき、学びが多いです。

もちろん、まだまだ知らないこともたくさんあるのですが、先輩に教えていただきながら日々成長できるように頑張っています。

お仕事のやりがいを教えてください。

入所して9か月ほど経ったのですが、ちょうど先月から、一部のお客さまに対しては私一人で直接やり取りをさせていただけるようになりました。

お客さまからは、日々さまざまな相談を受けます。

内容によって、私がその場でお答えできることもあれば、先輩に確認してからということもありますが、お客さまとのコミュニケーションを通じてやりがいを感じることが多いです。

一番うれしいのは、お客さまから「わかりやすく説明していただいてありがとうございます」と声をかけていただいたときです。

会計事務所勤務は初めてとのことでしたが、入所後はどのような流れで仕事を覚えていきましたか?

当事務所では、数多くのシステムやツールを使って効率的に業務を行っています。入所間もない時期は、それらの使い方や機能を教わりつつ、仕事の進め方を覚えていきました。

約3か月間は、主に先輩方が担当している会社の帳簿入力作業を担当していましたね。

3か月くらい経つと、少しずつできることも増えていきます。

ただ、私の場合、その時期に退職する先輩から、ちょうど決算期を迎えるお客さまを引き継ぐことになったんです。

当時の私は申告書の作り方を覚えておらず、すごく焦ってしまったことをよく覚えています。

先輩に根気よく教えていただき、何とか無事に終えることができました。

入所後、柳津さんご自身が成長できた!と実感できたのは、どんなときでしたか?

まだまだ道半ばではありますが…。自分でいろいろなことを調べる中で、知識がどんどん身につく実感があります。

先輩方は親切な方ばかりですが、何かわからないことがあった場合は「まず自分で調べてから聞いてね」と言われてきたんです。

ですので、自分なりにしっかり調べて、わかる限りでの答えの方向性や道筋をつけた上で質問をすることを心がけてきました。

こうやって自分で調べることを続けるうちに、少しずつステップアップできているかなと感じます。

スタートラインに入ってよかったと感じることを教えてください。

自分の成長につながる機会が多いことだと思っています。

当事務所では、月に1回、研修会のようなグループミーティングを実施していて、そこでは1年目の人も含めて全員が発表をするんです。

発表用スライドを自分で作って、たとえば新しい税法について発表したり、「中間申告とは何か」といった個々のテーマを皆さんに伝えたりします。

正直に言うと、私はそのイベントがちょっと嫌だなと思う反面、知識が身につくのでうれしい!とも思っています。

「嫌だ」というのは、発表が気恥ずかしいのもありますし、パワーポイントでスライドを作ること自体やったことがなかったので、大変だなと感じてしまって。

調べることは好きなのですが、資料にまとめる作業が難しく…。

でも、発表をやればやるほど自分の知識になるので、とてもありがたい機会だなと思っています。

ここからは、所内やメンバーの皆さんの雰囲気を教えていただけますか?

基本的に勤務時間中は静かで、皆さん自分のやるべきことに真剣に取り組んでいる印象です。

ただ、全体ミーティングの後にみんなでランチに行ったり飲み会をしたりすると、皆さんよくお喋りしますし、ものすごく明るいんですよ。

多重人格なのかな?と思ってしまうくらい(笑)。

所長は仕事中も飲みの場でもあまり変わらないですが、メンバーはギャップが大きくて、とてもおもしろいです。

オンオフのメリハリがはっきりしているかもしれませんね。

柳津さんから見て、所長はどんな方ですか?

知識の量にまず驚かされます。所長のお話を聞くと、これまで相当な経験を積んで、数多くの企業を見てきたからこそわかること、言えることがあるのだなと感じます。

この事務所はそれほど大きな組織ではありませんから、メンバー皆の距離感も近いですよ。

業務でどうしてもわからないことがあったときには、先輩はもちろんですが、所長に聞いても教えていただけます。

柳津さんの今後の目標を教えてください。

これからは、私一人でお客さまの対応がしっかりできるようになりたいです。これまでは怒涛の日々を過ごしてきて、まだまだ「しっかりできた」という実感がそこまでありません。

一方、反省点はたくさんありますし、次に同じようなことがあったらこうしよう、という思いは日々出てきます。もっともっと成長したいですね。

もうひとつ、私は簿記の資格を持たない状態で入所したので、今後は資格取得も目指していきたいと思っています。

スタートラインに興味を持っている方にむけてメッセージをお願いします!

スタートラインは、いろいろなお客さまとのお付き合いがあり、とても多くの経験が積める環境だと思っています。

業務内容に興味を持って、お客さまのために、自身のスキルアップのために一生懸命に頑張れる方は、ぜひ一緒に働きましょう!

成長とやりがいを
感じられる環境で、
共に働きませんか?

スタートラインは、一人ひとりのスタッフが自身の課題や目標に向かって、自主的・積極的に学び続ける組織です。

おのおのが自身の役割・職務にしっかりと責任を持つと同時に、困ったときには気軽に相談でき、協力し合う雰囲気も根付いています。

また、「チャレンジする姿勢」を大切にする当事務所には、異業種から入所したスタッフも多く在籍しています。

実務経験を積みつつ簿記や税理士などの資格取得を目指す人など、スキルアップの意欲が強いスタッフが集まっていることも特徴的です。